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アルカニスの日記です。
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少しだけ寂しくなった。
なんとなく開いた携帯。

楽しかったとしても
悲しかったとしても
明日の予定は決まってる。
それなら、少しでも楽しいほうがいい。

そんな感じで一週間
少しは明るくなったかな?
そんな感じで一ヶ月
少しは思い出になったかな?
そんな感じで一年
きっともう、他に楽しいこと見つけてる。

楽しいだけなら、楽しいってきっと感じない。
つらい事も一部なんだなって。
前は知らなかった。
浮上の鍵は、きっといつも自分自身に。
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モノッコは小さな頃から イタズラばかりしていました。

いつまでも悪さを止めない モノッコが心配になった両親は

病院に モノッコを連れて行きました。

こうして病院で 手術をしたモノッコは 

悪さを考える脳の部分を 切り取られました。

しかし それでもモノッコは悪さを止めませんでした。

その後も 悪さをするたびに脳は切り取られ

とうとうモノッコは 頭の中が空っぽになってしまいました。

モノッコは 頭が空っぽになっても

最後まで 自分が悪いことをしていたことに 気がつきませんでした。 

ワタシは様々なものに影響されやすいタイプなのだが
もっとも影響を受けたのは
高校の頃に読んだ小説ではないだろうか
結構ありきたりな内容なのだが
強く心に残っていたりする。

それは、1990年頃 ラカダマ・デ・テベスによって書かれた
「クロッカス」という本である。
その後1995年頃に和訳されたものが出版され
ワタシはそれを読んだのである。
クロッカスはテベスの(一部)実体験をもとにしているもので
待つことと待たされることの辛さを描いたものである。

舞台はヨーロッパ
イタリアの都会で育った裕福な家計のスコットは
大学卒業前にスイスの田舎町に旅行に来ていた。
スコットが宿泊したのは小さな宿だったのだが
そこの一人娘 ハンナと出会い
たった一週間の滞在の間であったが
お互いに好意を抱くようになっていた。

スコットが帰宅する朝
2人はともに暮らすことを約束し
1度離れることとなった
宿の周りには雪解けとともに花を咲かせた一輪のクロッカス
「アナタともう一度出会う時
アナタに会えたこの場所に咲いた
このクロッカスを庭に植えましょう」
ハンナはそう言ってスコットを見送った。

1年後、ハンナはスコットと暮らすためにイタリアに来た
スコットの建てた二人の家は
少し寂しい田舎ではあるが、立派な住居であった
「2人で住むには少し大きいかもしれなかったな」
とスコットが言った。
ハンナはクスっと笑顔で
「今は2人でも、そのうちにぎやかになって
自分の部屋がなくなってしまうかもしれないよ」と
スコットも笑顔で
「そうだな」と言った
クロッカスはちょうど咲き終わってしまっていた
来年は2人で見ようね、と

2人が暮らし始めて半年が過ぎたころ
自らの選んだ道に疑問を抱き始めたスコット
今を充実しながらも、故郷を懐かしむハンナ
ある日スコットは自分の勤め先を退社し
新しい道を探すと言った
ハンナは笑顔で
アナタの進みたい道に進めばいい
そう言った

しかし、自分の思いどうりにはいかず
しだいにスコットの口数が減り
ハンナの笑顔も少しずつ少なくなっていった。
それでもスコットはハンナに心配をかけぬように
弱さを見せないように不安を押し殺した
ハンナはスコットに安心を与えるため
優しく、そしてただひたすらに強くあろうとした

その後スコットは報道の仕事に就き
家に帰ることも少なくなった
それでも2人は互いを思い合い
一緒の時も、離れている時も
優しい気持ちでいることが出来た。

ところが、スコットが海外での取材中に
テロの一員と勘違いされ、地元の警察に捕らえられてしまった。
約束の日になってもスコットが帰ってこない
ハンナはひどく動揺した
それでも彼を信じ
指折り数えるように帰りを待っていた。

2ヶ月が過ぎても、スコットからの連絡はなかった
ハンナはひたすらに待った
不安に押しつぶされそうになりながらも
笑顔は決して忘れないようにと
スコットはひたすらに待たせた
1人で待つハンナを想いながら
ハンナの待つ暖かい家に帰ることを

その後、スコットはその地の難病にかかっていた
自分はおそらく助からないだろう
それでも頭をよぎるのは全て
何も知らずに帰りを待つハンナのこと
幸せにはできなかった
ずっとそばにいることができなかった
待たせることを苦しみ、涙し
息を引き取った

それを知らない、知るすべのないハンナは
スコットの安否を心配しながらも、強くあろうとした
それでもスコットは帰ってこない
ついにハンナは涙を流した
会いたい、ひたすらにそう呟きながら
張り詰めていたものが切れたハンナは
来る日も来る日も泣き続けた

季節は初春
庭に植えたクロッカスは
2人で見ると約束したクロッカスは花を咲かせた
にぎやかになるはずだった
2人には大きすぎる家は
もう泣き声も聞こえなくなっていた

クロッカス 花言葉は「いつまでもアナタを待っています」

そして最後にこの言葉でこの小説は締めくくられる
「待つのと待たせるの、本当に辛いのはどちら?」

    ~END~



・・
・・・
・・・・
興味があったらお近くの書店に行ってみよう
絶対に売ってないぞ

本来 罪を感じるべき人はそれに気づかず
本来 罪を恨むべき人がそれを感じる

いつも 誰よりも1人でいる人が
いつも 誰よりも他人を欲する

多くにモノをもつ人が
さらに多くのモノを手に入れたがる

悲鳴を上げ 苦しむその人の声は
その悲鳴によって 苦しむ人にしか届かない 

アナタが ワタシをいつまでも守るのなら
アナタが 守ってもらう人は?

つまりはそういうこと。
これらを次の世代に受け渡す価値は?

ハロー 夢見がちな 逃避者様

ゲンジツのセカイへ ようこそ

お出迎えは 私一人なのか? ですって?

とんでもございません

あなた様を迎えるものなど ここにはおりません

え? どうなされ ました?

周りが 暗い?

それは あなた様の目が 曇っているからでは?

さて これから あなた様には

おや? 身体が 動かないのですか?

それは 自身のうちに 鎖をかけているのではないですか?

おタバコを お吸いになられるのですか?

申し訳ございません 

持たざる者には なにもお渡しできません

あそこに倒れている 人がいるですって?

手を差し伸べなくても あなた様は 苦しまないでしょう?

・・・私は 何者か?

私の 名前は Blue Day

ゲンジツの セカイそのものでございます

では 引き続き

この素晴らしき ゲンジツのセカイ を お楽しみください

私の 名前は Blue Day

ゲンジツの 姿 そのものでございます
 
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